森林整備で温暖化防止を
森林が温暖化防止に役立つわけ
樹木は、光合成をしながら生長するときに、二酸化炭素を吸収しながら、枝を大きくし、幹が太っていきます。
この樹木が生長することが、二酸化炭素の削減につながるため、地球温暖化防止に効果があります。
温暖化を抑える森林の役割
森林が成長しやすい状態を整備することで、樹木は二酸化炭素を吸収しやすくなります。
・きちんと整備をしないと森林の二酸化炭素を吸収する能力が低下します。
・整備ができていないと、森林の持つその他の機能にも影響がでます。
樹木に蓄えられた二酸化炭素を、木製品として使用することで固定できます。
・木製品をできるだけ多く、長く使うことが重要です。
・木材生産活動として森林を伐採した後は、再び森林に戻すことがとても重要です。
人工林の健康と手入れの関係
森林・林業を取り巻く状況
森林・林業を取り巻く状況は、高齢化や森林組合員数の減少、産業としての林業の低迷、森林整備への意欲の低下といった問題点があり、その為、森林整備が不十分となり、森林の荒廃を招いています。
高齢化(65歳以上の人の割合)
平成12年:24.8% → 平成17年:27.1%
(総務省統計局「国勢調査報告」より)
森林組合員数の減少
平成10年:65,142人 → 平成20年:62,167人
(島根県農林水産部林業課資料より)
こうした状況を改善すべく、しまね森づくりサポートセンターでは、森林・林業の重要性、森林・林業に対する支援、活動状況などを情報発信し、多くのみなさまに森づくり活動に関心をもっていただき、ご参加いただけるようサポートをしています。