島根県の森林の評価価値は1兆6,990億円!
島根県の県土面積に占める森林面積は78%で、全国第4位の森林県です。
県民1人当たりの森林面積は0.69ha/人で、全国で5番目に高い値です。
水源かん養機能
森林の土壌は、雨水を貯め、川に流れ込む水の量を調整するため、 洪水や渇水を防止して、水質を浄化する役割があります。
評価額:6,462億円
土砂流出・崩壊防止機能
林内の落ち葉や根があることで、土砂の流出や崩壊を防ぐ役割があります。
評価額:8,538億円
大気保全機能
樹木が成長する際に二酸化炭素を吸収し、酸素を供給しています。
評価額:1,067億円
水資源の安定供給に支えられた経済成長
年間降水量のうち13%が農業用水・生活用水・工業用水として利用されており、昭和40年から平成12年までの間に、必要な生活用水・工業用水量は3倍に増加しています。
森林は「緑のダム」として降雨を受け止め、生活用水・工業用水として供給し、企業の生産活動を支えている。
森林整備
1haの森林が、工業用水(淡水)「1,400トン/年」を供給
工業生産
1haの森林からの用水供給による生産活動 ・製造品出荷額・・・690万円/年 ・付加価値額・・・240万円/年